短冊帖「元禄堂上歌会帖」
- 人物
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作者霊元上皇ほか
- 年代
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制作年 AD17
- タイトル
- ゲンロクドウジョウウタカイジョウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
短冊は、その大半に署名が記され、筆者を明らかにしている点できわめて重要であり、古筆愛好熱の高まる中、江戸時代に入ると、古筆手鑑とともに観賞用に供されることとなった。そこで生まれたのが、短冊手鑑や短冊帖である。これは、霊元上皇〈れいげんじょうこう・1654-1732〉以下、尚仁親王〈なおひとしんのう・1671-1689〉、近衛基熙〈このえもとひろ・1648-1722〉ら、親王、公卿(三位以上)ならびに殿上人(四位・五位で昇殿を許された者と、六位蔵人)全34人の手になる50葉が貼り込まれた短冊帖。霊元上皇および尚仁親王の歌はそれぞれ『霊元院御集』『尚仁親王詠草』に収められており、それらによると、元禄元年〈1688〉12月25日の「聖廟法楽和歌」として詠まれたものであることがわかる。上記の歌集では、おのおの与えられた歌題につき各2首ずつ詠んでいるのだが、この短冊帖に収められているのは各1首であることを勘案するに、全部で50題100首詠まれたもののうち、各題1首ずつ50首の短冊が調整されたものであろう。短冊には、藍染の雲形を漉きあらわし、その上に金界をほどこしている。上部には、歌会終了後に紙縒(こより)で綴じた小さな穴痕を残しており、その時の様子を伝えている。
若菜:いつしかと人の心ものびらかにわかなつむ也春日野ゝ原兼煕竹残雪:風さやぐまがきの竹に消やらではるも友まつ雪のさむけさ基福折梅:いかにしてあだにもらさじ梅のはな手折袖よりあまる匂ひを輔実余寒月:あらし吹空に霞も立やらで春の色なき月のさむけさ豊長帰鴈:行鴈やかくるゝまでに帰りみむみやこの春のはなの梢を尚仁糸桜:花のうへにたれ悲しまむいと桜いろにも出よそむる心は
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Tanzaku Exemplar of Genroku Poetry Party
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1帖
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