Object
日野資枝筆詠草
日野資枝
- 人物
-
作者日野資枝
- 年代
-
制作年 AD18
- タイトル
- ヒノスケキヒツエイソウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
日野資枝〈ひのすけき・1737-1801〉は、江戸時代中期の公卿、歌人。内大臣烏丸光栄の末子だが、日野資時の子が相次いで没したため、嗣子となった。賀茂社奉行・神宮弁など歴任したのち、宝暦13年〈1763〉参議に列せられた。翌年、権中納言に任ぜられ、以後累進し、天明5年〈1785〉権大納言に任ぜられ、寛政5年〈1793〉従一位に昇った。日野家は代々、儒道と歌道をもって朝廷に仕えた。歌学者の実父・光栄の血もあってか、資枝は歌人として名高い。冷泉為村・烏丸光胤・有栖川宮職仁親王らに歌道を学んだのち、為村の没後の、宮廷歌壇において主要な存在となったのである。塙保己一や内藤正範らは歌道を資枝に学んだ。その書は日野流の系譜にあるという。この詠草では、最後の一行に位署を記す。57歳から65歳で没するまでの間に書かれた、晩年期の筆跡であるが、豪放な書きぶりである。「渕の亀すむ亀はさこそ齢も限りなき千尋の渕ををのが常世に/従一位資枝」
渕亀すむかめはさこそよはひもかぎりなき千ひろの渕ををのがとこ世に従一位資枝
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Draft Kaishi by Hino Sukeki
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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