Object
ささがに図
仙厓義梵

- 人物
-
作者仙厓義梵
- 年代
-
制作年 江戸時代(18世紀)
- タイトル
- センガイヒツギボンヒツササガニズ
- 材質・技法・形状
- 紙本墨画
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- ミュージアム・コモンズ キャンパス 三田
仙厓義梵〈せんがいぎぼん・1750-1837〉は江戸時代中期の臨済宗の僧。円通・虚白などを号した。美濃国(岐阜県)武儀郡の農家に生まれる。宝暦10年〈1760〉、11歳のとき、清泰寺(岐阜県美濃市殿町)の空印円虚について得度。明和5年〈1768〉には武蔵国永田(横浜市)の東輝庵の月船禅慧〈1702-81〉に参じ、生涯の師とした。やがて、寛政元年〈1789〉、40歳のときに筑前博多の聖福寺の第23世の住持となり、文化8年〈1811〉62歳で退席、以後は山内の虚白庵に隠栖、座禅に終始する晩年を送った。仙厓は、生涯を通じて、禅の境地を人々にわかりやすく示した軽妙洒脱な詩文や書画を多く残している。とくに俳画的な墨画に傑作が多い。本図もそのひとつ。「ささがに」(細蟹)は、蜘蛛の異名。画面右下へ、糸を引きながらぶら下がる蜘蛛1匹を象徴的に描く。飄逸な作品で仙厓の墨画の真骨頂を示している。「眺むれば唯一筋にさゝがに(蜘蛛)の雨風かけて結ぶ営み(印「仙厓」)」
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グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Spider by Sengai Gibon
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
来歴
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。