Dai-Hannyakyo Vol.182

- Date
-
制作年 AD13
- Title
- ダイハンニャキョウ
- Collections
- Century Akao Collection
- Depository
- Institute of Oriental Classics (Shido Bunko) Campus Mita
- Ref. number
- AW-CEN-000407-0000
- License
- CC BY Images license
- Creditline
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慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)
- URL
- Classification
- Art
- AI Tagging
- Font Pattern Monochrome Number Commemorative plaque
『大般若経』(大般若波羅蜜多経)は、「般若波羅蜜」(完成された最高の智慧)を説く多くの般若経典群の総称で、全600巻から成る。あらゆる仏典中で最大の経典。唐の玄奘の訳。『法華経』とおなじく経文中に写経功徳があり、この経典を供養するものは諸の神によって常に護られると説くことから、わが国においても、奈良時代以後、平安・鎌倉時代と、永い間にわたって、しばしば書写されている。とくに平安時代には、紺紙金泥の『大般若経』が数多く書写された記録がある。また、一人でこの『大般若経』一部六百巻を完写する功徳を遂げた者もあった。これは、巻末の奥書により、建暦4年(建保2年〈1214〉)正月30日、僧の長印の筆によるものと知る。もとは『大般若経』1部600巻の1巻であった。巻頭から等間隔に折り目が見えるところから、伝来途次において折本に改装されていたことが分かる。転読(全部を読まないで、経題・訳者名・経文の巻頭・中・巻末など要所数行を略読すること)供養の儀式用に転用すべく考案された形である。閉じると一帖の形をなすが、背が糊付けされていないために、表紙を持ち上げると連続した本紙がひらひらと翻り、つむじかぜがぐるぐると回っているさまに似ていることから「旋風装」と呼ばれる。
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Details
Identifiers
- Title (EN)
- Dai-Hannyakyo Vol.182
Physical description
- Weights and quantities
-
Quantity 1 巻
- Attachments
- 桐箱
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