Object

Image of Tenjin

Keio Object Hub
Date
制作年 AD17
Title
テンジンガゾウ
Materials, techniques and shape
紙本着色
Collections
Depository
Keio Museum Commons Campus Mita
Ref. number
AW-CEN-001429-0000
License
CC BY Images license
Creditline

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
Classification
Art
AI Tagging
Photograph White Black Monochrome Snapshot

左大臣藤原時平の讒訴によって、配所の筑紫国(福岡県)太宰府に左遷、同地で不遇の死を遂げた菅原道真〈すがわらのみちざね・845-903〉の怨霊を鎮めるためにおこった天神信仰は、長い歴史の中で多くの絵画遺品を生み出した。天神画像は、礼拝像として描かれた道真の絵姿で、その形式は、束帯天神(笏を手に帯剣した文官の正装である束帯姿で描かれるもの)と、渡唐天神(冠をつけ中国の道服姿で梅の一枝を手挟んで立つもの)とに大きく二分できるが、典拠とした説話や、背景となった天神信仰の性格の変容などによって、さまざまなヴァリエーションがある。本図は、繧繝縁の上畳に坐し、両手で笏の両端を握り立てる典型的な束帯像。背後に松と梅を大きく描き、上部には御簾とその向こうには旭日が見える。松は道真の化身ともいい、梅は「東風吹かば」の歌や飛梅伝説など道真とは切ってもきれない関係にある。御簾や旭日まで描き添えるのは、道真が全知全能の超人的な神として崇敬されたことを象徴するものであろう。画面に「鷺」の印面が見えるが、絵師を特定することはできない。

Rights

Ref. number
AW-CEN-001429-0000
License
CC BY
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慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

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Depository and ID

Depository
Keio Museum Commons
Campus Mita
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Classification
Art

Components

OPEN DATADESIGN

Details

Identifiers

Title (EN)
Image of Tenjin

Physical description

Weights and quantities
Quantity 1幅

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Title (EN)
Image of Tenjin

Physical description

Weights and quantities
Quantity 1幅