Object
足利義尚筆短冊
足利義尚

- 人物
-
作者足利義尚
- 年代
-
制作年 AD15
- タイトル
- アシカガヨシヒサヒツタンザク
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
足利義尚〈あしかがよしひさ・1465-89〉は、室町幕府第9代将軍。8代将軍義政の長男。母は日野富子〈ひのとみこ・1440-96〉。義政の実弟義視(よしみ)と、義尚との将軍職後継争いは応仁の乱を誘発し、義尚は乱の半ば、文明5年〈1473〉9歳で将軍職についた。実務は父義政が握っていたが、乱れた政治を立て直そうと政道を一条兼良〈いちじょうかねよし・1402-81〉に諮問し、兼良はこれに答えて『樵談治要(しょうだんちよう)』『文明一統記』を著した。長享元年〈1487〉近江の六角高頼〈ろっかくたかより・1462-1520〉討伐のため自ら出陣したが、その翌々年の3月に、陣中に没した。時に25歳であった。義尚は和歌に親しみ、家集『常徳院集』を残している。この短冊は、およそ20歳前後の筆跡と思われるが、穏やかな書きぶり、品格の高い書風は、まさしく父義政の貴族的教養の影響であろう。
旅泊夏月:難波えや夏の夜むすぶ乱あしのふしのましらぬ有明の月義尚
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Tanzaku by Ashikaga Yoshihisa
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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