Object
鴨祐守筆短冊
鴨祐守

- 人物
-
作者鴨祐守
- 年代
-
制作年 AD14
- タイトル
- カモノスケモリヒツタンザク
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
鴨祐守〈かものすけもり・生没年未詳〉は、祐夏(すけなつ)の子。京都・賀茂社の神官で、従五位下を賜った。父と同じく和歌を能くし、『新千載和歌集』に一首入集する。また、正中2年〈1325〉の月次歌会には、父とともに参加し、その詠歌が歌集『飛月集(ひげつしゅう)』に12首収められる。歌題に加え、右肩に部立を示す「春」の字が、歌とは別筆で添えられる。主催者側の事前の書き入れである。名所として知られる「志賀浦(しがのうら)」などの地名を、季節にしたがって詠ずべく企てられた、名所尽くしの歌会であったのだろう。料紙は素紙。その書は父祐夏と極似し、三条流に属する。
春・志賀浦:志賀浦やさくらふきこす春風にうきてたゞよふ花のさゞ波 祐守
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グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Tanzaku by Kamo no Sukemori
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1葉
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