Object
冷泉為満筆和歌懐紙
冷泉為満

- 人物
-
作者冷泉為満
- 年代
-
制作年 AD17
- タイトル
- レイゼイタメミツヒツワカカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
冷泉為満〈れいぜいためみつ・1559-1619〉は、江戸時代初期の公卿・歌人。為益〈ためよし・1516-1570〉の子。若年のころ、正親町天皇〈おおぎまちてんのう・1517-93〉の勅勘を蒙り、泉州堺に下り、以後不遇に過ごす。晩年になってようやく権大納言に至る。歌道の名門冷泉家の嫡流に生まれ、父為益の庭訓を受け、和歌宗匠としての面目を保った。この懐紙は、歌題から、慶長17年〈1612〉正月19日の御会始の時のものとわかる(『続史愚抄』)。時に為満54歳。定家流を掌中にした堂々たる筆跡である。為満は、定家流継承者の中でも、随一の書き手として注目される存在である。「春の日、同じく「松、多春を契る」ということを詠める和歌/従三位藤原為満/松の葉の散りうせぬ世を今年より春しりそむる君や見てまし」
春日同詠松契 多春和歌従三位藤原為満まつの葉のちりうせぬ世をことしより春しりそむる君や見てまし
共有
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Reizei Tamemitsu
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
- 付属品
- 桐箱
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。