Object
冷泉為村筆和歌懐紙
冷泉為村

- 人物
-
作者冷泉為村
- 年代
-
制作年 AD18
- タイトル
- レイゼイタメムラヒツワカカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
冷泉為村〈れいぜいためむら・1712-74〉は、江戸時代中期の公卿、歌人。父は権大納言冷泉為久〈ためひさ・1686-1741〉。母は摂津富田本照寺寂恩(じゃくおん)のむすめ。宝暦8年〈1758〉正二位に、翌9年〈1759〉権大納言に任ぜられた。明和7年〈1770〉落飾し、法名を澄覚とした。為村は霊元院・父の為久・烏丸光栄・中院通躬らの指導を受けて和歌を学び、詠歌に精進を重ねて40歳以前に10万首の歌を詠んだと伝える。上冷泉流の興隆に貢献したことから、冷泉家中興の歌人と評される。霊元院が没すると『霊元院御製集』の編集を行った。歌論書『樵夫問答』や家集『冷泉為村卿和歌』がある。この和歌懐紙は、民部卿時代の46歳から58歳の間に書かれたもの。祖先定家の書流だが、字粒の大きさが整い、細線を用いて軽やかさを感じさせる。「春の日「春風、先ず苑中の梅に発(おこ)る」ということを詠める和歌/民部卿為村/まづ咲ける花をはじめの花園に吹くも薫りて霞む春風」
春日詠春風先発苑中梅和歌民部卿為村まづさけるはなをはじめの花園にふくもかをりてかすむはる風
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Reizei Tamemura
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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