Object
松平定信筆詠草
松平定信(楽翁)

- 人物
-
作者松平定信(楽翁)
- 年代
-
制作年 AD18
- タイトル
- マツダイラサダノブヒツエイソウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
松平定信〈まつだいらさだのぶ・1757-1829〉は、江戸時代後期の将軍補佐兼老中。田安宗武の子で、八代将軍徳川吉宗の孫にあたる。旭峰、楽翁、風月翁、花月翁などと号した。17歳のとき、白河藩主松平定邦の養子となり、やがて家督を継いだ。天明7年〈1787〉に老中となり、いわゆる「寛政の改革」を行うが、保守的政策が受入れられず失脚。白河藩に戻り、藩政に努力した。晩年は文人として諸道を専らとし、その教養深く、著述は多数にのぼる。自叙伝の『宇下人言』や『花月草紙』『国本論』『集古十種』(当時伝存の考古や古美術を鐘銘・碑銘・額・法帖・印章ほかに分類し、その模写と寸法、所在を記した大図録集)などがある。書は持明院流を学び、社寺の額をはじめ多くの遺墨を残した。定信は、文政9年〈1826〉以降、署名にある「楽翁」と号したことから、これは70歳以降の書である。「寒月松を照す/楽翁/木枯らしのたえし高嶺に琴の音の月に残れる松のひとひら」
寒月照松楽翁こがらしのたえしたかねに琴のねの月にのこれる松のひとひら
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グループのオブジェクト
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Draft Kaishi by Matsudaira Sadanobu
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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