Object
冷泉為和筆和歌懐紙
冷泉為和

- 人物
-
作者冷泉為和
- 年代
-
制作年 AD16
- タイトル
- レイゼイタメカズヒツワカカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
冷泉為和〈れいぜいためかず・1486-1549〉は、室町時代の公卿で歌人。冷泉為広〈ためひろ・1450-1526〉の子。正二位・権大納言・民部卿に至る。大永年間〈1521~28〉ころまでは、主に京都で、歌道師範として活躍した。のち都の戦乱を避けて駿河国に下り、今川氏の庇護を受け、かれらに歌道を指南した。その関係から、通称を今川為和とも称する。天文17年〈1548〉2月、駿河において出家し、法名を静清(じょうせい)と号したが、翌年没した。書道史上、定家流を書いた最初の人物として注目される。この重陽の歌会での懐紙は、その位署から、永正3~7年〈1506~10〉に左近衛権中将となり、同12年〈1515〉7月(30歳)には右近衛督に転じるまでの間、すなわち、20代後半の筆跡と知る。すでに、書風は、定家流を忠実に踏まえたものになっている。「九月九日同じく「秋の蝶、籬の花を護る」ということを詠める倭歌/左近衛権中将藤原為和/幾秋を籬に込めて飛ぶ蝶の羽風も薫る白菊の花」
九月九日同詠秋蝶護籬花倭謌左近衛権中将藤原為和幾あきをまがきにこめてとぶてふの羽かぜもかほるしら菊の花
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Reizei Tamekazu
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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