Object
玉室宗珀筆書状
玉室宗珀

- 人物
-
作者玉室宗珀
- 年代
-
制作年 AD17
- タイトル
- ギョクシツソウハクヒツショジョウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
玉室宗珀〈ぎょくしつそうはく・1572-1641〉は、臨済宗の僧。春屋宗園〈しゅんおくそうえん・1529-1611〉の甥で、その法を嗣ぎ大徳寺に住した(第147世)。慶長12年〈1607〉、後陽成天皇〈ごようぜいてんのう・1571-1617〉から「直指心源(じきししんげん)」の禅師号を特賜され、また、加賀前田家の帰依をうけ、大徳寺山内に芳春院を開いた。数多くの遺墨が、この芳春院に伝わっている。その他、朋友沢庵宗彭〈たくあんそうほう・1573-1645〉・江月宗玩〈こうげつそうがん・1574-1643〉との合筆になる、瀟洒な書画もある。これは大坂の豪商淀屋个庵〈よどやこあん・1577-1643〉に宛てた返書。屏風の揮毫を依頼されたものの、体調を崩して叶わない旨を述べている。「屏風の義承り候。拙僧事、御免在るべく候。此中は、所労気故、いずれへも御理り申す事。尚、貴邂(お目にかかる)を期し候。恐惶不備。以上。孟春(一月)十七(日)宗珀/(淀屋)个庵老御返答玉室より」
以上屏風之義承候拙僧事可在御免候此中ハ所労気故いつれへも御理申事尚期貴邂候恐惶不備孟春十七宗珀(花押)个庵老玉室御返答
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Letter by Gyokusitsu Sohaku
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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