浅野長晟筆書状

- 人物
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作者浅野長晟
- 年代
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制作年 AD17
- タイトル
- アサノナガアキラヒツショジョウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
浅野長晟〈あさのながあきら・1586-1632〉は、江戸前期の武将。浅野長政〈ながまさ・1544-1611〉の二男で、安芸国広島藩主。幼名を岩松、長じて右衛門佐、但馬守と称した。豊臣秀吉に近侍、秀吉没後は徳川家康に仕えた。慶長18年〈1613〉、兄の幸長〈よしなが・1576-1613〉の死去にあたって和歌山城主となり、紀伊国三十七万六千石を領した。その後、大坂冬・夏陣で大功をたて、元和2年〈1616〉正月には家康の三女振姫〈ふりひめ・1580-1617〉を室に迎え、同5年安芸広島城に移り、藩政の基礎を築いた。この書状は、当時、八条宮智仁親王〈としひとしんのう・1579-1629〉に仕えていた生島宮内少輔秀盛〈いくしまひでもり・1568-1640。本名秀治または興孝〉を介して、智仁親王に宛てたもの。参向の際、鄭重な饗応を受けたことに対する礼手紙である。「昨日、八条宮様え伺公(候)致し候処、丁寧の御振る舞い、種々の御懇意、殊に大御酒下され、忝なき次第に御座候。尤も、参上仕り御礼申し上ぐべく候得ども、御前然るべき様に御取り成し頼み奉り存じ候。恐惶謹言。三月八日 長晟/生嶋宮内少輔様 人々御中浅野但馬守長晟」
昨日八条宮様江致伺公候処丁寧之御振舞種々御懇意殊大御酒被下忝次第ニ御座候尤参上仕御礼可申上候得共御前可然様ニ御取成奉頼存候恐惶謹言三月八日長晟淺野但馬守生嶋宮内少輔様人々御中長晟
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Letter by Asano Naga-akira
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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