Object
天室宗竺筆「改旦」
天室宗竺

- 人物
-
作者天室宗竺
- 年代
-
制作年 AD17
- タイトル
- テンシツソウジクヒツカイタン
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
天室宗竺〈てんしつそうじく・1605-1667〉は、臨済宗の僧。尾張の人。一如(いちにょ)・如幻(にょげん)・雛道人(すうどうじん)・破笠子(はりゅうし)・乱道人(らんどうじん)などと号す。大徳寺に芳春院をひらいた大徳寺第147世・玉室宗珀〈ぎょくしつそうはく・1572-1641〉の法を嗣ぎ、承応3年〈1654〉に住職となった。寛文3年〈1663〉に東海寺の輪番となり、同7年〈1667〉8月26日、「六十三年、要職去処、白日青天、喝」という遺偈を残して63歳で没した。諡号を大覚円明禅師という。これは「癸巳孟正日」により、天室和尚が大徳寺第190世の住持となる前年、承応2年〈1653〉の正月に揮毫したものと知れる。時に49歳。老境にさしかかった自らの心境を七言絶句の偈に詠んでいる。のびやかな円熟の筆致である。「改旦。元正(元日)祚を啓く、最も多般なり。例を帯びて條を攀じ、閑を得ず。覿面(てきめん)蔵し難し、白頭の客。相逢い先ず祝う、少年の顔。癸巳孟正日。乱道人一如作」
改旦元正啓祚最多般帯例攀條不得閑覿面難蔵白頭客相逢先祝少年顔癸巳孟正日乱道人一如作(印「天室」)(印「宗竺」)
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Buddhist Verse at New Year by Tenshitsu Sojiku
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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