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雪舟筆山水図(左幅)

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD15
タイトル
セッシュウヒツサンスイズ
材質・技法・形状
紙本墨画
コレクション
所管
ミュージアム・コモンズ キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-000183-0002
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
茶色 矩形 繊維 美術 作る

雪舟〈せっしゅう・1420-1506?〉は、室町時代後期の禅僧画家。備中国(岡山県)赤浜の出身。若くして上京、相国寺(しょうこくじ)の春林周藤(しゅんりんしゅうとう)に師事、等揚なる諱をもって、知客(僧位の一。寺院に来訪する賓客をもてなす役)をつとめていた。同寺に止住中、楚石梵琦(そせきぼんき)が揮毫した「雪舟」の二大字を伝得、相国寺の龍崗真圭(りゅうこうしんけい)に雪舟二大字説を書いてもらって、それを字とした。中国宋元の画法を周文(しゅうぶん)に学ぶ。のち(寛正5年〈1464〉以前)、周防国(山口県)の大内氏を頼って山口に下向、画房・雲谷庵を営みながら画業に専念した。応仁元年〈1467〉に幕府の遣明船に便乗して入明を果たし、やがて天童山景徳寺に参じてその第一座の名を得る。また、北京においては、礼部院(れいぶいん)の壁画を描いたという。文明元年〈1469〉の夏、帰国した。「山水長巻」(毛利博物館蔵)「秋冬山水図」「破墨山水図」(ともに東京国立博物館蔵)「天橋立図」(京都国立博物館蔵)などの代表作で知られるように、水墨画に名品を残す。この双幅は、大きさからもとは天袋・地袋などの襖絵として描かれたものであったと考えられる。物象の輪郭線を引かず、墨の濃淡で表現した山水図である。小品ながら、墨一色を自在に描き分けて、自然の景を見事に描写した名品である。

オブジェクトの概要

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-000183-0002
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

画像
ライセンス

所管・分類など

所管
ミュージアム・コモンズ
キャンパス 三田
URL
基本分類
美術

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OPEN DATADESIGN

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オブジェクトの詳細

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
付属品
鑑定書(狩野探索)ほか

来歴

亨保12年未2月3日小笠原遠江守様占拝領

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
付属品
鑑定書(狩野探索)ほか

来歴

亨保12年未2月3日小笠原遠江守様占拝領