Object
木造髻残欠

髻(もとどり)とは、髪を頭の上にあつめて、装飾的に束ねたところのことをいい、これは木造仏像のその部分が残ったものである。基本的に髻を持つのは、悟りを得る以前の姿を表現した菩薩であり(地蔵菩薩を除く)、悟りを開いた後の姿を表す如来においては、一切の装飾を排すのが普通である。が、密教において中心に据えられる大日如来や、同じく密教の影響で阿弥陀如来が異形化してできあがった宝冠阿弥陀如来は、如来の中でも例外的に髻を持つ形で表される。この髻残欠も、これらのうちのどれかの頭に乗っていたものであろう。
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オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Broken-off Wooden Top-Knot (Motodori)
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1箇
- 材質・技法・形状
-
材質 彩色
- 付属品
- 白黒コピー1枚
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。