Object
牛頭天王宮社号額

これは、牛頭天王を祀った牛頭天王宮(天王社)に掲げられていた社号額。裏面の銘により、寛文13年〈1673〉7月に奉懸されたもの。 牛頭天王は祇園精舎(釈迦が説法を行った寺院)の守護神とされ、日本では神仏習合により、蘇民将来説話の武塔神や素戔嗚尊と同一視された。疫病を鎮める神として信仰され、祇園社および牛頭天王社に祀られたが、明治政府の神仏分離令により、多くの祇園社・牛頭天王社が牛頭天王を素戔嗚尊と切り離し、素戔嗚尊を祭神とするようになった。仏教由来の「祇園」や「牛頭天王」の語を社名から外す神社も多く(京都の祇園社が八坂神社に改称した例が有名である)、この社号額も、そうした風潮により流出したものであろう。
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OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Name Plate of Shrine
物理的特性
- 重量と数量
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員数 1面
- 材質・技法・形状
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材質 木彫
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。