Object
金銅華鬘

華鬘(けまん)は、仏殿の内陣の長押(なげし)などにかける荘厳具。もとは生花を結び、輪にして首にかけた装身具であった。が、仏前に供えるようになり、材質も恒久化し、荘厳具に転じた。形態はおおむね団扇(うちわ)形、紐を総角(あげまき)風に中央に結び飾って、唐草文や蓮華文を切り透かしたものが多い。これは、金銅製の団扇形で横幅が広く、蓮の花が咲き乱れる文様が施され、中央部分に総角状の紐を結ぶ形がつくられたもの。銘より、貞享元年〈1684〉2月に羽州最上寒河江(さがえ。いま山形県寒河江市)の宇井佐次兵衛(未詳)なる人物が菩提を弔うために製作したものと判明する。
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OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Pendant Ornament
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 2枚
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。