Object

銅造双雀文磬

Keio Object Hub
年代
制作年 AD13
タイトル
ドウゾウソウジャクモンケイ
材質・技法・形状
銅製
コレクション
所管
ミュージアム・コモンズ キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-000606-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
個人用保護具 フォント サークル 自動車部品 パターン

仏具の中において、打ち鳴らして音を発するものを梵音具と称して、分類の一つに立てる風習がある。梵鐘(吊鐘)・鰐口・金皷など、その種類も多岐にわたる。この馨も、その一つである。もともと、馨は、中国六朝(魏晋・南北朝)時代(3~5世紀)のころ、楽器として発明されたものという。ところが、平安時代に入って、密教の修法が頻繁に行われるようになると、衆僧や参会者に法会の次第や順序を知らせる合図が必要となった。そこで、短いが、「チン」という余韻のひびく神々しいこの馨の音色が貴族たちの心を捉え、爾来、馨が異常な発達を遂げて作り出されることとなった。仏前に須弥壇(しゅみだん)を据え、その右側に馨架を立て、右手で時に応じて小さな木槌で、この馨の撞座を打ち鳴らすのであった。中央、撞坐の部分に表された二重蓮弁の優美な形。また、左右、相い向う孔雀の端麗な形姿が美しい。これは、鎌倉時代の情趣にあふれるもの。

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-000606-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

画像
ライセンス

所管・分類など

所管
ミュージアム・コモンズ
キャンパス 三田
URL
基本分類
美術

グループのオブジェクト

OPEN DATADESIGN

Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。

オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Flat Gong with Paired Sparrows Design

物理的特性

重量と数量
員数 1枚

識別情報

タイトル(英題)
Flat Gong with Paired Sparrows Design

物理的特性

重量と数量
員数 1枚