Object
銅製鰐口(弘治2年〈1556〉銘)

鰐口は、銅または鉄製の円盤状の扁平な梵音具に属する仏具。鉦鼓を2つ張り合わせた形にし、上方に釣るための二耳をつくり、下辺の縁に大きい口を一文字に開いて鋳造される。その口が鰐に似ているところから名付けられた。ほかに、金鼓、金口、打響、打具、打鳴、打金などとも呼ばれる。社寺の軒先に懸けて紐(布縄=鉦の緒)で中央部の撞座を打ち鳴らすのに用いたため、大寺院から小さな堂祠に至るまで、各社寺に遺品が多い。この鰐口は、「弘治二年」銘より、室町時代末期・1556年に造られたもの。
共有
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Gong made in 1556
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1個
- 付属品
- 外箱、包裂
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。