Object
内行花文鏡

後漢時代の代表的な鏡。前漢代の銘文鏡の一部が連弧文を持っていたのが源流で、後漢代に入って銘文帯が徐々に退化し、内区の花弁状の連弧(主に八弧文)が主文様となったことにより、この名で呼ばれている。ただし、「内行花文」という名称は日本独自のものであり、中国では単に「連弧文」と呼ばれている。日本の古墳からもしばしば同種の鏡が出土するが、この内行花文鏡を模倣して制作したものである。主として内行花文鏡の鈕座は、四つの葉の形をした四葉文鈕座と、四葉文が変形して蝙蝠(コウモリ)のような形になった蝙蝠形鈕座があり、それぞれの鈕座文様の間には「長宜子孫(長く子孫によろし)」などの吉祥銘が刻まれる。外区には、渦巻や同心円を重ねた八個の小さな雲雷文が配され、その間を斜線や平行線で埋めることが多い。
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オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Mirror with central linked-bow design
物理的特性
- 重量と数量
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員数 1面
- 材質・技法・形状
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材質 銀色メッキ
- 付属品
- 布貼外箱
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。