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寸松庵色紙

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD11
タイトル
スンショウアンシキシ
コレクション
所管
斯道文庫 キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-001388-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
木材 手書き フォント 矩形 アート

「寸松庵色紙(すんしょうあんしきし)」は、江戸時代前期の武将・茶人であった佐久間真勝〈さくまさねかつ・1570-1642〉が、菩提所として建てた京都大徳寺の塔頭(たっちゅう)寸松庵に伝来した色紙。真勝が有したのは12枚であるが、寸松庵以外に伝来したツレも一群としてこの名に呼ぶ。明治以来、「継色紙(つぎしきし)」「升色紙(ますしきし)」とともに三色紙として珍重され、平安朝古筆の代表的名筆と目されている。もとは粘葉装(でっちょうそう)の冊子本。つまり色紙とはいっても、冊子本の1ページ分を色紙形に見立てたもの。『古今和歌集』のうち、四季の部分の詞書を除く作者名と和歌を書写するが、なかには作者名(および「よみ人しらず」)を省略するものもある。料紙は、竹の繊維を漉いた紙に色具を施し、その上から種々の型文様を雲母摺(きらずり)、または空摺(からずり・蝋箋)にした舶載の宋代唐紙。筆者は未詳だが、料紙のつくりや書風から見て、11世紀後半の書写と考えられる。これは『古今和歌集』巻第四・秋歌上に入集する、よみ人しらずの歌。従来知られていない新発見の一葉である。

はるがすみかすみていにしかりがねはいまぞなくなる秋ぎりのうへ に

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-001388-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

画像
ライセンス

所管・分類など

所管
斯道文庫
キャンパス 三田
URL
基本分類
美術

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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Sunsho-An Shikish

物理的特性

重量と数量
員数 1紙

識別情報

タイトル(英題)
Sunsho-An Shikish

物理的特性

重量と数量
員数 1紙