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京洛風俗図屏風(左隻)

Keio Object Hub
年代
制作年 AD16
タイトル
キョウラクフウゾクズビョウブ(サセキ)
材質・技法・形状
絹本墨書
コレクション
所管
ミュージアム・コモンズ キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-000094-0002
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
茶色 矩形 ウッドステイン 美術

京都の市中とその郊外を描いた洛中洛外図屏風は、室町時代末期のころに成立、近世初期に流行をみせる。広い都の景観を俯瞰して、名所や四季の行事、市井の生業などを細緻な画面で構成する。それは当世の政治・経済・文化のさまを克明に投影するものであった。この屏風は、金銀の砂子を一面に撒いて表現した雲の間から、京の景物が見え隠れする。右隻は、鴨川を越えて、方広寺の大仏・鐘撞堂などを中心に、清水寺・知恩院・三十三間堂・祇園等々、東山一帯の景観を配置する。また、左隻には、北野社を中程に配して、周囲に高尾・金閣寺・嵯峨天竜寺・臨川寺など、洛北・洛西の北山・嵯峨野一帯を望む。本屏風は、細密に描かれる洛中洛外図屏風とはいくぶん趣を異にし、ゆったりと穏やかな画面構成、建物や人物の簡略な描法に素朴な味わいが特徴である。

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-000094-0002
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

画像
ライセンス

所管・分類など

所管
ミュージアム・コモンズ
キャンパス 三田
URL
基本分類
美術

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