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大田垣蓮月筆桜花自画賛

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD19
タイトル
オオタガキレンゲツヒツオウカジガサン
材質・技法・形状
紙本墨画淡彩
コレクション
所管
ミュージアム・コモンズ キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-001237-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
小枝 アート フォント 手書き 小花柄

大田垣蓮月〈おおたがきれんげつ・1791-1875〉は、江戸時代末期の女流歌人。生後ほどなくして京都の太田垣伴左衛門光古の養女となる。名は誠。夫・子供につぎつぎに先立たれるという不幸が続き、33歳で落飾、蓮月と名を改め仏門に入った。やがて、生活のために茶器を焼き始める。自らの詠んだ歌を釘で彫り加えた素朴な焼き物は、蓮月焼と呼ばれて大評判を得た。60歳ころに聖護院村に転居、隣家の法衣商十一屋富岡家の二男猷輔少年、のちの鉄斎〈1837-1924〉が彼女の身辺の世話をした。蓮月の謙虚で慈悲深い人柄や生きざまは、鉄斎の人格形成に多大の影響を及ぼしたといわれる。この自画賛は、1枚の色紙に桜花の1枝を軽妙なタッチで描き、桜花を詠み込んだ和歌1首を書き添える。穂先が長く剛毛の筆で一気に書き流した筆線は、優雅で凜とした品格をたたえる。平素、仮名の書に親しみ、手習いにも精進していた様子を思わせる。「明日も来て見んと思へば家苞に手折も惜しき山桜花蓮月」

あすもきてみんとおもへは家つとに手折もをしき山さくら花蓮月

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-001237-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

画像
ライセンス

所管・分類など

所管
ミュージアム・コモンズ
キャンパス 三田
URL
基本分類
美術

グループのオブジェクト

OPEN DATADESIGN

Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。

オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Cherry Blossom by Otagaki Rengetsu

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
付属品
手書きメモ

識別情報

タイトル(英題)
Cherry Blossom by Otagaki Rengetsu

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
付属品
手書きメモ