Object

伊藤若冲筆烏鷺図

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD18
タイトル
イトウジャクチュウヒツウロズ
材質・技法・形状
紙本墨画
コレクション
所管
ミュージアム・コモンズ キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-001375-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
褐色 木材 矩形

水辺の古杭の上に羽を休める烏と鷺を描く。筆者の伊藤若冲〈いとうじゃくちゅう・1716-1800〉は、江戸中期の京都画壇を代表する画家。京都錦小路の青物問屋の長男として生まれたが、家業を弟に譲り、みずからは画業に専心した。はじめは狩野派に学んだがあきたらず、中国宋・元・明の画を研究するかたわら、尾形光琳〈おがたこうりん・1658-1716〉の彩色法を取り入れて、写実性と装飾性を合わせもった新機軸の花鳥画の世界を切りひらいた。また、自宅の庭に観賞用の鶏を飼って、その生態を観察しながら実写につとめ、とくに鶏の絵を得意とした。その一方、鋭く飄逸な水墨画も描いている。本図は、黒の烏と白の鷺を好対照に描く。簡潔にして大胆な構図、まさに若冲の面目躍如の作品。その絵に見事に調和させて横井也有〈よこいやゆう・1702-83〉が句を書き添える。也有は、尾張の俳人。機知に富んだ俳風で知られ、とくに『鶉衣(うずらごろも)』は、当時の俳文の最高傑作とされた。その書は、与謝蕪村〈よさぶそん・1716-83〉に似た書風を展開する。

似ぬ友となじみて河のすゞみ哉也有(印「半掃庵」)

オブジェクトの概要

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-001375-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

画像
ライセンス

所管・分類など

所管
ミュージアム・コモンズ
キャンパス 三田
URL
基本分類
美術

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OPEN DATADESIGN

Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。

オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Crow and Snowy Heron by Ito Jakuchu

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
付属品
紙タグ

識別情報

タイトル(英題)
Crow and Snowy Heron by Ito Jakuchu

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
付属品
紙タグ