Object

高山彦久郎画像(原在中筆)

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD18
タイトル
タカヤマヒコクロウガゾウ(ハラザイチュウヒツ)
材質・技法・形状
絹本着色
コレクション
所管
ミュージアム・コモンズ キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-002053-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
アート 音楽家 フォーマルウェア ペインティング クラシック

高山彦九郎〈たかやまひこくろう・1747-93〉は、江戸時代後期の尊皇思想家。上野国細谷村(群馬県太田市)の郷士の家に生まれる。名は正之、字は仲縄、彦九郎は通称である。13歳の時に『太平記』を読み、新田義貞の子孫であることを知り、勤王の志を立てる。18歳の時に遺書を残して京都に遊学。以後、各地を巡歴しながら積極的に勤王論を提唱した。その行動は、尊皇思想の影響を嫌忌する幕府の厳しい監視を受ける結果を招き、ついに寛政5年〈1793〉、九州遊説中、久留米にて自刃するに至った。享年47歳。奇行多く、蒲生君平・林子平とともに「寛政の三奇人」と称せられた。高山彦九郎の姿は、京都三条大橋のたもとに建つ、皇居を伏拝する彫像が有名であるが、本図は、その本格的な肖像画として稀少の存在である。帯刀して正座する晩年の肖像である。画の筆者は、江戸時代後期の画家、原在中〈はらざいちゅう・1750-1837〉である。臥遊とも号した。石田幽汀あるいは円山応挙の門人とされるが、中国・明の画法や土佐派の古画などを独学、みずから精緻で装飾的な画風を確立、原派と呼ばれる一派を形成した。本図は、「仲縄翁像八十六翁原在中(印「臥游」)」 により、天保6年〈1835〉、86歳の時の作品とわかる。

仲縄翁像八十六翁原在中(印「臥游」)

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-002053-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

画像
ライセンス

所管・分類など

所管
ミュージアム・コモンズ
キャンパス 三田
URL
基本分類
美術

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OPEN DATADESIGN

Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。

オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Portrait of Takayama Hikokuro by Hara Zaichu

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
材質・技法・形状
材質 軸:金属製
付属品
外箱、巻止め

識別情報

タイトル(英題)
Portrait of Takayama Hikokuro by Hara Zaichu

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
材質・技法・形状
材質 軸:金属製
付属品
外箱、巻止め