Object
文殊・普賢菩薩像

文殊菩薩は、智慧をつかさどる菩薩、また、普賢菩薩は、一切諸仏の理法(教え)と行願(衆生の救済や自らの悟りなどの誓願とそのための実践修行)を代表する菩薩で、ともに釈迦如来の一生補処(つぎに如来になることが約束されている)菩薩として篤く信仰され、古来、釈迦如来の脇侍として、三尊形式の仏画・仏像につくられた。本図は、ともに白雲に乗って斜め向きに進む構図に描かれる。仏菩薩が信仰者の前に姿を現す影現・影向などと呼ばれる図様と考えられる。文殊菩薩は、獅子の背上の蓮華座に坐して経巻を開いて読誦する姿、また普賢菩薩は、白象の上の蓮華座に坐して両手で如意を持つ。獅子や白象のうずくまった形や描法・筆致などに中国の宋元画の影響が見られるところから、禅宗系統の絵仏師による作と思われる。
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OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
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物理的特性
- 重量と数量
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員数 2幅
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。