Object
如来荒神像
伝詫磨栄賀

- 人物
-
作者伝詫磨栄賀
- 年代
-
制作年 AD14
- タイトル
- ズイクボサツゾウ
- 材質・技法・形状
- 絹本着色
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- ミュージアム・コモンズ キャンパス 三田
火焔を持つ二重円光を背に、宝瓶の上の蓮華座に結跏趺坐し、右手に五鈷杵・蓮台・蓮華、左手には五鈷鈴・如意珠・宝輪を持ち、宝冠を着けた一面六臂の菩薩形に描かれる。「随求尊像」(随求菩薩像)と伝承する。同じく右手に五鈷杵、左手に五鈷鈴を持つ像に金剛薩埵像がある。金剛薩埵像は普賢菩薩と同体とみられている菩薩。大日如来の仏母的存在として密教において尊崇される。本図にみられる持物と一致する尊像を見出せない。今は伝承に従っておく。筆者は、鎌倉時代末期から室町時代前期に活躍した新興画派の詫磨派の絵師、詫磨栄賀〈たくまえいが・生没年未詳〉と伝えられる。が、根拠は何もない。仏教美術の収集家として知られる細見古香庵の旧蔵品である。きわめて華麗な色彩。様式から鎌倉時代の制作と思われる。
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OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
- 付属品
- 「古画 佛像」の墨書紙
来歴
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。