Object
伊藤蘭嵎筆一行書
伊藤蘭嵎

- 人物
-
作者伊藤蘭嵎
- 年代
-
制作年 AD18
- タイトル
- イトウラングウヒツイチギョウショ
- 材質・技法・形状
- 絹本淡彩
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
伊藤蘭嵎〈いとうらんぐう・1694-1778〉は江戸時代中期の儒者。古学堀川学派。名は長堅(ながかた)、字は才蔵(さいぞう)。蘭嵎はその号。伊藤仁斎〈いとうじんさい・1627-1705〉の五男で、長兄の東涯〈とうがい・1670-1736〉とともに学問にすぐれ、堀川の首尾蔵と並称された。享保16年〈1731〉和歌山藩の藩儒となったが、元文元年〈1736〉に東涯が没した後は、10年間にわたり家塾の古義堂を預かり、甥の東所〈とうしょ・1730-1804〉の教育にあたった。書画を能くし、その著に漢詩文集『紹衣稿(しょういこう)』がある。兄東涯と同じ文言(No.01971-0000)の一行書。両者とも同じ行書であるが、別趣の味わいを見せている。書風は当時儒者に通行の唐様。蘭嵎は引首印として「父子兄弟儒業」の印を用いている。これは、父仁斎、兄東涯、そして自身、さらに子孫へとつらなる古学堀川学派を讃える言葉であろう。
(印「父子兄弟儒業」)先立其大者 伊藤長堅書(印)「長堅之書」(印)「字才蔵」
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グループのオブジェクト
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Single-line Calligraphy by Ito Rangu
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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