Object
華岡青洲筆一行書
華岡青洲

- 人物
-
作者華岡青洲
- 年代
-
制作年 AD19
- タイトル
- ハナオカセイシュウヒツイチギョウショ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
華岡青洲〈はなおかせいしゅう・1760-1835〉は、江戸時代後期の外科医。名は震(ふるう)、字は伯行。通称を随賢といい、青洲はその号。紀州に生まれ祖父の代より医を業とし、青洲も京都で吉益南涯〈よしますなんがい・1750-1813〉から古医法を、大和見立〈やまとけんりゅう・1750-1827〉から西洋流外科の医術を学び、後を継いだ。漢蘭医法を折衷し「内外合一・活物窮理」の説を唱え、20数年の苦心の末、麻沸散(まふつさん)という麻酔薬を発明。全身麻酔下での乳癌摘出手術に世界で初めて成功した。その業績により、我が国の外科学は飛躍的な改善発展を遂げた。門弟は千人以上集まったという。また、京へ出たときに儒学者たちと交遊し、儒学のみならず明・清の書法を学んだ。この「君子必慎交遊焉」(君子は必ず交遊を慎む)は、『顔氏家訓』(慕賢第七)に出てくる言葉で、「君子は必ず交遊関係を慎重に選ぶ」の意。伝存遺墨の少ない青洲の筆跡として貴重な価値をもつ。見るからに洒脱で趣のある書風である。
(印「鳥鳴嚶嚶」)君 子 必 慎 交 遊 焉華震書(印「華岡震印」)(印「伯行氏」)
共有
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Single-line Calligraphy by Hanaoka Seishu
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。