Object
頼山陽筆一行書
頼山陽
- 人物
-
作者頼山陽
- 年代
-
制作年 AD19
- タイトル
- ライサンヨウヒツイチギョウショ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
頼山陽〈らいさんよう・1780-1832〉は、江戸時代後期の儒学者。諱は襄(のぼる)。字は子成、三十六峰外史とも号した。大坂に生まれ、のち広島へ移り、叔父杏坪〈きょうへい・1756-1834〉に就いて修学した。少年時からすでに詩文の才を示した。寛政9年〈1797〉、江戸に出て尾藤二洲〈びとうじしゅう・1745-1814〉に経学・国史を学ぶ。帰藩後、常軌を逸した行動が目立つようになる。同12年〈1800〉脱藩、潜伏先の京都にから連れ戻されて自邸に幽閉され、廃嫡となった。しかしこのことがかえって、読書に耽り、著作に励む機縁となる。文化8年〈1811〉再び出奔、京都に出て篠崎小竹〈しのざきしょうちく・1781-1851〉・大塩平八郎〈おおしおへいはちろう・1793-1837〉ら名士と交わった。生涯仕官せず、文政6年〈1823〉には京都三本木に山紫水明処(さんしすいめいしょ)を建て、古書画を愛する文雅で自由な境涯をすごし、詩人・史論家として指導的地位を占めた。当時、儒者の主流であった唐様書道に長じ、比較的多くの遺品が伝存する。この一行書「春風到此山」(春風此の山に到る)は、筆勢も強く堂々とした筆致を示す。
春風到此山
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Single-line Calligraphy by Rai Sanyo
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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