Object
佐々木玄龍筆和漢朗詠抄
佐々木玄龍

- 人物
-
作者佐々木玄龍
- 年代
-
制作年 AD17
- タイトル
- ササキゲンリュウヒツワカンロウエイシュウショウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
佐々木玄龍〈ささきげんりゅう・1650―1723〉は、江戸時代中期の書家。字は煥文(あきふみ)、通称万次郎、池庵(ちあん)と号した。当代唐様書道の第一人者であった細井広沢〈ほそいこうたく・1658-1736〉の門下。書をもって江戸幕府に仕え、天和・正徳・享保年間の朝鮮使節来航の際には答書を作成した。また自らも英一蝶〈はなぶさいっちょう・1653-1724〉や榎本其角〈えのもときかく・1661-1707〉を育成した。弟文山〈ぶんざん=淵龍・1659-1735〉も唐様の名手と謳われた。この巻子は、藤原公任〈ふじわらのきんとう・966-1041〉撰の『和漢朗詠集』所収の詩歌を私意に選んで書写したもの。漢字は、楷書・行書・篆書・隷書の各体に、仮名で書写した和歌を交えた手習手本である。巻末の奥書により、宝永6年〈1709〉60歳の時、生田英士(弟子の一人か)に書き与えたものと知れる。器用な一面を物語る作品である。
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物理的特性
- 重量と数量
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員数 1巻
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