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紺紙金字一字宝塔法華経(譬喩品)断簡

Keio Object Hub
年代
制作年 AD12
タイトル
コンシキンジイチジホウトウホケキョウ(ヒユボン)ダンカン
コレクション
所管
斯道文庫 キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-002473-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
矩形 フォント ライン 自動車用タイヤ パターン

もとは、紺紙に銀泥の界を引き、1行9基の多宝塔を雲母で型押し、その塔内に経文の1字1字を金字で書写した荘厳な写経であった。が、永い伝世のうちに雲母の宝塔は剥落、わずかにその痕跡を残すのみである。『法華経』譬喩品第三の断簡。もともとは、『法華経』(28巻)に開経(『無量義経』)・結経(『観普賢経』)を合わせた「法華経一品経経供養」の一部であったものである。筆者は、藤原行成の5代目子孫、藤原定信〈ふじわらのさだのぶ・1088-1154?〉。スピード感あふれる筆の運び、右肩を極端に上げる特有の書風は、定信が23年を費やして「一切経」(5048巻)を日課に、単独で書写を完成したことによって生まれた速写のための側筆の筆法による習い癖に由来するものであろう。伝存する数は少なく、平安時代の装飾経のうち、一字宝塔経の貴重な遺品である。

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-002473-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

画像
ライセンス

所管・分類など

所管
斯道文庫
キャンパス 三田
URL
基本分類
美術

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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Segment of Lotus Sutra

物理的特性

重量と数量
員数 1幅

識別情報

タイトル(英題)
Segment of Lotus Sutra

物理的特性

重量と数量
員数 1幅