勝海舟筆短冊

- 人物
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作者勝海舟
- 年代
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制作年 AD19
- タイトル
- カツカイシュウヒツタンザク
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
勝海舟〈かつかいしゅう・1823-99〉は、幕末および明治初期の政治家。江戸に生まれる。旗本・勝小吉〈こきち=夢酔・1802-50〉の長男。名は義邦(よしくに)、幼名麟太郎(りんたろう)。海舟・飛川(ひせん)と号す。安房守を称して安房(あわ)とも名乗り、維新後は安芳(あわ)と改めた。剣術を島田虎之助〈しまだとらのすけ・1814-52〉に学び、また蘭学を修めた。兵学、砲術、航海術や測量法に精通し、万延元年〈1860〉には咸臨丸(かんりんまる)を指揮して太平洋を横断、渡米に成功。元治元年〈1864〉軍艦奉行・安房守に任ぜられ、神戸海軍操練所を開設。明治元年〈1868〉には西郷隆盛〈さいごうたかもり・1827-77〉を説得して江戸城無血開城を成し遂げた。維新後は元老院議官、枢密顧問官となり、政界の陰の相談役として重要な地位を保った。明治32年〈1899〉、77歳で没した。書は、初め男谷燕斎〈おたにえんさい・1777-1840〉に学び、のち亀田鵬斎〈かめだぼうさい・1752-1826〉の風に倣った。高橋泥舟〈たかはしでいしゅう・1835-1903〉・山岡鉄舟〈やまおかてっしゅう・1836-88〉とともに〝三舟″と称せられる。海舟の詩軸は数多く伝存するが、このような短冊の遺墨は極めて珍しい。
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
物理的特性
- 重量と数量
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員数 1幅
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