Object
正徹筆短冊
正徹
- 人物
-
作者正徹
- 年代
-
制作年 AD15
- タイトル
- ショウテツヒツタンザク
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
正徹〈しょうてつ・1381-1459〉は、室町時代中期の歌僧。号は招(松)月庵(しょうげつあん)。若くして仏道に志し、応永21年〈1414〉に出家して東福寺の書記をつとめ、徹書記(てつしょき)と呼ばれた。歌は15歳頃より冷泉為尹〈れいぜいためただ・1361-1417〉、今川了俊〈いまがわりょうしゅん・1326-?〉らに師事する。当時もてはやされた冷泉・二条・飛鳥井の歌風にあきたらず、藤原定家〈ふじわらのさだいえ・1162-1241〉の歌道精神への復帰を主張。流派を超越した独自の境地を開いた。その書は静かで沈着な運筆で、書道史においては、勅筆流(北朝の後円融天皇〈えんゆうてんのう・1358-93〉を祖とする書流)から出た徹書記流という一派を形成している。この歌は、正徹の家集『草根集(そうこんしゅう)』に収録されている。
海邊夕雲:夕浪もなぎさのあまのすて衣朽(くち)にし色をそふる雲かな正徹
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Tanzaku by Shotetsu
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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