Object

ギリシア語の書簡(エジプト(アンティノーポリス?) 3世紀半ば)

Keio Object Hub
年代
制作年 3世紀半ば
材質・技法・形状
パピルス断片
所管
三田メディアセンター(慶應義塾図書館)
資料番号
170X@21@1
ライセンス
No Copyright - Contractual Restrictions 画像ライセンス
URL
基本分類
文学
AIタグ
フォント 書き込み 木材 手書き 論文

パピルスに書かれたギリシア語書簡
 このパピルスの内容は3世紀半ばにエジプトのアンティノーポリスで商売をしていたアドラストス(ΑΔΡαϹΤΟϹ)という人物が父のテオン(ΘΕωΝΙ)に宛てた書簡で、職業的写字生によって書かれたものとされる(『グーテンベルク』, p. 10)。パピルスは古代エジプトやローマ帝国で、支持素材として広く使用されていた。パピルスの原材料はカヤツリグサ科の水草の1種で、2mほどの高さになる。ナイル川沿いに自生していて、茎がパピルスを作るために使用された。茎の皮を剥ぎ、茎を厚さ2mmほどにスライスしてリボン状の細長い切片にしたものを数日水に浸けた後で、少し重なるように横に並べ、その上から今度は縦に並べる。重しを乗せてプレスし乾燥させると、上下の層が接着してパピルス紙が出来るので、表面を石などで磨いて滑らかにし、葦の茎を削ったペンを用いて書くことができる (八木, pp. 9–15)。(TM)

オブジェクトの概要

ライセンスなど

資料番号
170X@21@1
ライセンス
No Copyright - Contractual Restrictions
画像
ライセンス

所管・分類など

所管
三田メディアセンター(慶應義塾図書館)
URL
基本分類
文学

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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
A letter in Greek (Egypt (Antinopolis?), mid 3rd c.)

識別情報

タイトル(英題)
A letter in Greek (Egypt (Antinopolis?), mid 3rd c.)