Object
細川政国筆短冊
細川政国

- 人物
-
作者細川政国
- 年代
-
制作年 AD15
- タイトル
- ホソカワマサクニヒツタンザク
- 材質・技法・形状
- 紙本墨書
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
細川政国〈ほそかわまさくに・?-1495〉は、室町時代後期の武将。8代将軍足利義政〈あしかがよしまさ・1436-90〉の家臣。実父は細川持春〈もちはる・1400-66〉。細川持賢〈もちかた・?-1468〉の養子となり、応仁2年〈1468〉持賢の死去により典厩(左右馬寮の唐名)家当主となる。文明元年〈1469〉11月右馬頭に任ぜられ、同2年には従五位上に叙せられる。文明5年〈1473〉細川勝元〈ほそかわかつもと・1430-73〉が没すると、幼少の聡明丸(政元)を数年間後見した。文明17年〈1485〉出家して道勝(どうしょう)と号し、禅寺を建てて移り住み、禅昌院(ぜんしょういん)と名付けた。詩歌を好み、五山の僧などとしばしば詩歌会を催した。この短冊は、「道勝」の署名のあるところから、出家後の筆跡と知る。筆線にも老筆を感じる。料紙は、藍と紫の雲紙。「ちりひぢ」は「塵泥」の意だが、『古今和歌集』仮名序の「高き山も麓のちりひぢよりなりて…」の叙述から、山との関連で詠まれることが多い。歌題の「寄山恋」は別筆。
寄山戀:つもるてふかぎりをいはゞちりひぢの 山もをよばぬ思ひならまし道勝
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ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Tanzaku by Hosokawa Masakuni
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1葉
- 材質・技法・形状
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材質 紙本墨書
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
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