Object
尊鎮法親王筆短冊
尊鎮法親王

- 人物
-
作者尊鎮法親王
- 年代
-
制作年 AD16
- タイトル
- ソンチンホウシンノウヒツタンザク
- 材質・技法・形状
- 紙本墨書
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
尊鎮法親王〈そんちんほうしんのう・1504-50〉は、後柏原天皇〈ごかしわばらてんのう・1464-1526〉の第5皇子。永正9年〈1512〉9歳で青蓮院に入室。翌年親王宣下を受け、名を清彦(せいげん)と称す。その5日後には得度、法名を尊猷(そんゆう)と号したが、のち尊鎮と改めた。青蓮院第46代門跡。大永3年〈1523〉東山知恩院と百万遍知恩寺との論争に関わり、門跡を辞して高野山に隠退。のち、兄後奈良天皇〈ごならてんのう・1497-1557〉の迎えに応じて再び青蓮院に帰住した。その後、同天皇の護持僧となり、天文19年〈1550〉47歳で没した。好学で知られた親王は、『真如堂(しんにょどう)縁起』『当麻曼荼羅(たいままんだら)縁起』『桑実寺(くわのみでら)縁起』の絵巻の詞書執筆に加担するなど、当代一流の能書家であったことが知られる。その書は尊円流(青蓮院流)の流れを汲みながらも、書流系譜では、とくに法親王を流祖と仰ぐ「尊鎮流」の一派が立てられており、多くの追随者を輩出した。この短冊は、雲紙に金泥で龍文を刷り出した装飾料紙を使用する。
神と君へだても浪のしがの浦や一千とせのから崎の松尊鎮
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ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Tanzaku by Princely Priest Sonchin
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
- 材質・技法・形状
-
材質 紙本墨書
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
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