Object
小堀遠州筆短冊
小堀遠州

- 人物
-
作者小堀遠州
- 年代
-
制作年 AD16
- タイトル
- コボリエンシュウヒツタンザク
- 材質・技法・形状
- 紙本墨書
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
小堀遠州〈こぼりえんしゅう・1579-1647〉は、江戸時代初期の大名・茶人。名は政一(まさいち)。「遠州」の名は、遠州が遠江守(とおとうみのかみ)であったことからの命名。ほかに宗甫(そうほ)・孤蓬庵(こほうあん)と号した。豊臣秀吉や徳川三代(家康・秀忠・家光)に仕え、作事(さくじ)奉行となり、城や御所の工事に携わった。また、茶道・作庭に長じ、「綺麗(きれい)さび」に代表される遠州流茶道の祖として名高く、将軍・大名・僧侶などの茶の湯の師範を務めた。さらに、和歌を冷泉為満〈れいぜいためみつ・1559-1619〉・為頼〈ためより・1592-1627〉父子および木下長嘯子〈きのしたちょうしょうし・1569-1649〉に学び、書は藤原定家に私淑して、典型的な定家流を掌中にした。これは、遠州の歌道の師であり親交の深かった木下長嘯子の歌文集『挙白集』(きょはくしゅう・巻第二・夏歌)に所収される一首。他人の詠に筆者の署名を加えるのは、異例中の異例。墨流しの料紙に定家流の緩急と肥痩が映えている。
蝉:きけばなを時雨のうちもしぐれけり松風きはふ蝉のもろごゑ宗甫
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ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Tanzaku by Kobori Enshu
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
- 材質・技法・形状
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材質 紙本墨書
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