Object
飛鳥井雅親筆短冊
飛鳥井雅親

- 人物
-
作者飛鳥井雅親
- 年代
-
制作年 AD15
- タイトル
- アスカイマサチカヒツタンザク
- 材質・技法・形状
- 紙本墨書
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
飛鳥井雅親〈あすかいまさちか・1417-90〉は、権中納言雅世〈まさよ・1390-1452〉の長男。飛鳥井家の一系は、和歌と蹴鞠の名手であった雅経〈まさつね・1170-1221〉以来、両道を家職として受け継いだ。雅親は父の指導を受けその名声は高く、将軍家をはじめとして多くの公卿・地方大名の歌鞠(かきく)師範をつとめた。文明5年〈1473〉に出家し、法名を栄雅(えいが)と称した。家集『亜槐集(あかいしゅう)』のほか、『和歌道しるべ』『和歌入学抄』『古今栄雅抄』など、多くの著作を残している。雅親は書にも巧みで、飛鳥井流(栄雅流)の祖として知られる。上代様を規範にした流麗な書は、公卿・武家・僧侶・連歌師など幅広い階層に迎えられ、多くの追随者を輩出した。「栄雅」の署名のものは、出家後の57歳以降(74歳で没)の筆跡になる。闊達な筆の動きに、当代随一の力量のほどが窺われる。これは前記『亜槐集』に入集する歌。
摘若菜:里人の家をも名をも花がたみ かたみにとひてわかなをぞつむ栄雅
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Tanzaku by Asukai Masachika
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
- 材質・技法・形状
-
材質 紙本墨書
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