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Letter by Shimizu Sochin

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Person
Date
制作年 AD17
Title
シミズソウチンヒツショジョウ
Collections
Depository
Institute of Oriental Classics (Shido Bunko) Campus Mita
Ref. number
AW-CEN-001251-0000
License
CC BY Images license
Creditline

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

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Classification
Art
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Organism Rectangle Font Pattern Monochrome

本紙中央下部に見える「清宗陳」がこの書状の筆者。江戸時代に編まれた書流系譜である『流儀集』『古筆流儀別』『古筆流儀分』の「定家流」の能書名として掲げられる「宗陳清水氏・南都連歌師」がまさしく該当する。南都(大和)を中心に活躍した連歌師の一人であったことを知る。書中にみえる「初瀬(=長谷。奈良県桜井市長谷寺の門前町)へ紅葉の時分必ず登山仕るべく候」の文言がそれを裏付けている。さらに『古筆流儀分』の「琢時代」との加注により、連歌師里村玄琢〈さとむらげんたく・1576-1636〉と同時代の人であったことも分かる。が、詳しい伝記は未詳。まず、「平柿」を贈られた礼を述べる。平柿は御所柿ともいい、奈良県御所市の原産とされる、大和特産の柿として知られる。宛名は記されていないが、「西之院為御養生」「貴院御堅固之旨」などの表現により、大和国周辺の某寺の僧侶に宛てたものであろうと推量される。その相手が「行成之御手跡」(平安時代中期の能書・藤原行成の筆跡。ただし、その真跡の確証はない。あるいは伝称作品である可能性も高い)を所持していたという。三跡(小野道風・藤原佐理・藤原行成)の筆跡は、後世、手習いにおける御手本としてさまざまな人に相伝されてきた。が、その筆跡愛好の波が、江戸時代の僧侶・連歌師の世界にまで広まってきたことを示す、注目すべき遺墨として貴重な存在といえる。「貴札、殊に見事の平柿三十五送り下され候。明日、客を受け申し候間、一入と忝なく存じ奉り候。西の院御養生の為の御在京、先日、源蔵見廻(見舞)申し候処に、御快気の見立て、我等に於いては別して大慶此の儀と存じ候。近日御帰寺有るべくと存じ候。其れに就き、御所持の行成(藤原行成)の御手跡の義、驚目申し候様子、重ねて書中を以て申し上ぐべく候。先ず申し上ぐべく候を貴院御堅固の旨承知せしめ、大悦に存じ候。愚老も随分無事に罷り在り候。初瀬(長谷)へ紅葉の時分必ず登山仕るべく候間、其の節、貴院へ参り候間、一宿仕るべく候間、左様に御心得申し候て存ぜらるべく候。将又、大瓜の香の物(瓜の漬物)二つ進上せしめ候。風味良く御座候間、御賞翫候はば、満悦たるべく候。恐々謹言。九月十一日清(水)宗陳(花押)」

貴院へ参候間一宿可仕候間さやうに御心得申候て可被存候将又大瓜之かうの物ニ貴札殊見事之平柿卅五令進上候風味よく御座候間送被下候明日客を受申候間御賞翫候者可為一入忝奉存候西之院為御養生之満悦候恐々謹言御在京先日源蔵見廻申候処ニ御快気見立於我等別而大慶此儀と存候近日可有御帰寺与九月十一日清宗陳(花押)存候就其御所持之行成之御手跡之儀驚目申候様子重而以書中可申上候先可申上候を貴院御堅固之旨令承知大悦ニ存候愚老も随分無事ニ罷在候初瀬へ紅葉之時分かならす登山可仕候間其節

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慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

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Institute of Oriental Classics (Shido Bunko)
Campus Mita
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Title (EN)
Letter by Shimizu Sochin

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Weights and quantities
Quantity 1葉

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Letter by Shimizu Sochin

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