Object

Portrait of Mibu no Tadamine

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Person
Date
制作年 AD16
Title
カセンエ(ミブノタダミネ)
Collections
Depository
Institute of Oriental Classics (Shido Bunko) Campus Mita
Ref. number
AW-CEN-001329-0000
License
CC BY Images license
Creditline

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
Classification
Art
AI Tagging
Handwriting Plant Font Art Illustration

藤原公任〈ふじわらのきんとう・996-1041〉撰になる『三十六人撰』は、当時の秀歌の規範として貴族たちの文芸の座右に重んじられた。やがて、平安時代末期・12世紀になると、これら歌人の画像を描いてその代表歌1首を書き添えた歌仙絵が生まれた。なかでも「佐竹本三十六歌仙絵巻」「上畳本三十六歌仙絵巻」が有名である。後世、歌道の流行を歌仙信仰にともなって、絵巻形式の巻子本から、各歌仙ごと色紙に貼り込んだ色紙帖が考案された。歌仙と歌が一体となったものや、歌と歌仙像を分離して左右一対に組み合わせた歌合形式の色紙帖などが作られた。いずれも、歌仙像は当時の名だたる絵師に、歌は能書の公卿に書写を依頼して制作されたものである。本図は、歌仙・和歌が一体となって作られた三十六歌仙色紙帖から剥離されて、掛幅に仕立てられたもの。像主・壬生忠岑は平安時代初期の歌人。『古今和歌集』の撰者の1人である。青色の袍(正装の際の上着)を着用して、腰に太刀を佩き、巻纓(内側に巻き黒く塗った木ではさむ)の冠に老懸(冠の両側につけた菊花を半切りにした形の飾り)をつけた絵姿に描かれる。衛府の下級武官の姿である。筆者を土佐光則〈とさみつのり・1583-1638〉の筆と伝えるが、確証はない。また、賛は、書風・筆致から近衛信尹〈このえのぶただ・1656-1614〉の自筆である。信尹は、桃山時代、摂関家近衛家の当主。文禄元年〈1592〉、秀吉の朝鮮出兵にみずからが総指揮をとるべく、渡航従軍を企てたが失敗。同3年、義兄たる後陽成天皇の勅勘に触れ、薩摩国最南端、坊の津に配流となった。後に帰洛し、還俗後、関白・氏長者さらには准三宮となった。歌道・書道に秀で、ことに書においては、近衛流(三藐院流)と称され、本阿弥光悦・松花堂昭乗とともに「寛永の三筆」の1人に挙げられ、不羈奔放の性格のままに、豪放自在、すこぶる個性的な書をかいた。この賛の書風もその典型である。「壬生忠岑/春立つといふばかりにやみよし野の山も霞みて今朝は見ゆらむ」

壬生忠岑はるたつといふばかりにやみよしのゝ山もかすみて今朝はみゆらむ

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AW-CEN-001329-0000
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CC BY
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慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

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Depository
Institute of Oriental Classics (Shido Bunko)
Campus Mita
URL
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Art

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Identifiers

Title (EN)
Portrait of Mibu no Tadamine

Physical description

Weights and quantities
Quantity 1幅

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Title (EN)
Portrait of Mibu no Tadamine

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Weights and quantities
Quantity 1幅