Portrait of Kakinomoto-no-Hitomaro
- Person
-
賛者山崎宗鑑
- Date
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制作年 AD16
- Title
- カキノモトヒトマロゾウ
- Materials, techniques and shape
- 紙本墨画
- Collections
- Century Akao Collection
- Depository
- Keio Museum Commons Campus Mita
歌仙信仰の長い歴史の中で、柿本人麿は歌道の聖と崇められ、人々からひときわ高い信仰を集めてきた。以来、人麿を祀る人麿影供(人麿供とも)が生まれた。これは、歌会において、床に人麿の画像を掛け、歌聖柿本人麿を供養する儀礼で、歌道の向上を願い、あるいは歌会の成功を祈ったのである。平安時代・12世紀から起こった風習である。この画像も、こうした風潮の下で描かれたもの。ふつうは、大和絵の手法による極彩色の画像が好まれた。が、本図は墨画の人麿像である。萎烏帽子に直衣姿、筆を手にして斜め上方を見上げて歌を案ずる様子。すでに、「佐竹本三十六歌仙絵」(13世紀成立)の人麿像などに見る伝統的な形姿である。が、この絵の特異なところは、ふつう坐像で描かれるところを立像に、しかも半身像に描いているところである。中国からもたらされた文人の肖像画にならった漢画系の画家の手になる作品であろうか。賛者の山崎宗鑑〈やまざきそうかん・1465-1553〉は、室町時代末期の俳諧連歌師で、足利9代将軍義尚の侍童として、また右筆として仕えた。義尚の没後、25歳で出家して、宗鑑を名乗り、連歌・俳諧の風雅の道に耽った。『犬筑波集』の撰者として知られる 。その書風は宗鑑流と呼ばれる独特の癖のある書風である。くねくねとした粘りが強調された筆癖は、大師流(弘法大師の書風)の影響を思わせる。「ほのぼのと明石の浦の朝霧に島かくれ行く舟をしぞ思ふ」
柿本人麿ほの/\とあかしのうらの朝ぎりに嶋かくれ行舟をしぞおもふ
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Identifiers
- Title (EN)
- Portrait of Kakinomoto-no-Hitomaro
Physical description
- Weights and quantities
-
Quantity 1幅
Provenance
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